SHIINBLOG

丸の内で働くアナリストのライフログ

お金に関して、専門的なこと身近なことを綴ります。

そば屋『綱島 蕎真』

大倉山に梅を観に行く途中に蕎麦を食べに行きました。
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店の名前は『蕎真(きょうしん)』

綱島で昔から愛されている名店です。

 

開店してすぐ、一番乗りで入店。

ご主人が笑顔で出迎えてくれた店内は、モダンで落ち着いていて、つい長居したくなるとても良い雰囲気。
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この店は「手挽きそば」が有名なのですが、この日はやっていませんでした。
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この日は「おろしそば」を注文。

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 5種類の薬味でいただきました。

まずはそば単体。かなり美味しい。せいろでも良かったかな。

次に大根おろしとそば。辛めの大根の爽やかな風味でそばが引き立ちます。

一番気に入ったのは鰹節との組み合わせ。つけだれとの相性が抜群で 、良い香りが口の中に広がりました。

最後には鰹節、大根おろし、海苔、青菜、ねぎの全部混ぜで豪快にいただきました。

 

 

このお店は香りが素晴らしいんです。

入店してすぐ感じる、木と蕎麦の香りに気持ちが安らぎます。

そして飲み物たち蕎麦に負けず劣らず香りが豊か。

 

最初にいただく蕎麦茶
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神奈川県西部地区で作られた日本酒
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食後のそば湯
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『蕎真』は気楽に行ける街の蕎麦屋です。肩肘を張る必要がありません。

それでいて味が美味しく、心も満たされる貴重なお店。

 

個人的には、東京神奈川内では最高の蕎麦屋だと思います。

 

朝食は食べるべき?食べないべき?

みなさんは毎日朝食を食べていますか?

僕は結婚をしてから毎日食べるようになりましたが、独身の時は食べないことがよくありました。朝って本当に時間が無いんですよね。一分一秒でも多く寝ていたいです。

 

職場の友人たちに聞いてみると、朝食食べない派が結構いました。農水省の調べでは20代の25%が朝食欠食らしいですね。
http://www.garbagenews.net/archives/2017146.html

 

朝食を食べることって、必ず正しい訳ではないらしいです。

賛成派にも反対派にも言い分があって、長年議論されているのに未だに結論が出ていないとのこと。

 

朝食反対派
参考ページ
http://osanai.info/topics-page/03.html

 

・ものを食べると活動が鈍くなる。
消化活動にエネルギーが取られ、脳を含め全身に血液が循環しにくくなるらしいです。

・朝食摂取は胃腸の障害を招く
食後すぐに活動開始すると、胃腸で十分に消化活動が行われず、負担が大きくなるみたいです。日本人の胃がん発生率が欧米人の10倍近くのぼるのは、食後すぐ働く国民性と、朝食をしっかり摂る食習慣が大きく影響しているとのこと。

・朝食は肥満のもと
朝は、前夜に摂った食事が消化吸収されて、ブドウ糖は筋肉と肝臓にグリコーゲンとして蓄積され、余った分は脂肪にして蓄えられ、何も食べなくてもエネルギー満タンの状態にあります。それなのに起きてすぐ、まったくエネルギーを使うことなく、新たに食事をとると、脂肪になって溜め込まれるばかりで、太る方向に向かってしまうのです。

 

朝食摂取は肥満の原因となり、午前中の生産性を落とし、胃がん大腸がんの原因となり、消化生理に反しているらしいです。他にも、時間の浪費、食費の浪費でしかないという意見もありました。


・朝から活発に動いたり、頭を使うには、エネルギーが必要
夜ごはんを食べてから個人差はありますが10時間近くもエネルギーをとっていないカラダや脳には朝ごはんが非常に重要な役割となってきます

・朝食を抜いてもダイエットにならない
朝食を抜いてダイエットをしようとするのは間違いで、体は足りないエネル羊一を補おうとより多くの脂肪を作り出
し,体の機能を通常の状態に維持しようとするとの脱があります

・朝食を取る方が年収が上がる
朝食を自宅で全く食べない夫」の平均年収が487万円に対して「朝食を自宅で毎日食べる夫」の平均年収は702万円で200万円以上の差があるとのこと。モの要因の推寮は、「朝食を食べることで夫婦聞の会話が増え、夫婦間の絆が強まる亅ことで仕事にも好影響が出るのではとのこと。

 

結論

朝食は健康上必ず必要なものではなさそうです。ただ、朝起きて頭がボーッとしがちな人は食べたほうが良さそうですね。

僕は朝を食べないと目が覚めないのと、お腹がすくとテンションが下がるので、毎朝しっかり食べていました。でも朝食って太りやすいんですね。

これからは食べ過ぎに注意して、朝食を取ることにします。

妊娠・出産時だけでは保険に入ろう!

これから子供を作ろうとしている方は、「出産」という大きなリスクを伴うイベントを控えています。
私は医療保険は反対派にのですが、「出産」の時だけは医療保険が有効だと考えています。

 

 

医療保険は必要か?
医療保険とは「万が一」の病気やケガが起きた時に、高額な医療費の請求に備えるためのものですが、その「万が一」は滅多に起こりません。
起きても保険会社が損をしないような保障額が設定されています。
だから保険会社は儲かるんです。保険会社の職員は高給ですし、代理店もあちこちに出来ていますよね。

でも、そもそも日本には医療費が高額になるのを防ぐ制度があります。私たちに「万が一」が起こった時には、国や自治体、健康保険組合が守ってくれるんです。
私はこれで十分だと考えているので、余分な保険には入らずに、その分を貯蓄や投資に回しています。

何かあった時にはそれで対応できますし、何もなければ資産が増えていきますからね。

 

 

ただし出産を控える家庭は例外!
これから妊娠・出産を考えている場合には医療保険に入ることを強くお勧めします。
「いつ来るかわからない万が一に備える保険」と異なり、「数ヶ月後に必ず訪れる出産に備える保険」は無駄にはなりません。

 

 

◎妊娠・出産に備える保険の特徴
・月額保険料が安い
・帝王切開はなどは手厚く保障される(帝王切開率は上昇しており、2割弱の出産が帝王切開で行われている)
・正常分娩でも保障される保険がある
・妊娠後でも入れる保険が多い
・《注意》妊娠前加入と妊娠後加入では保障内容に差が出る。

 

 

◎入る時期はいつが良い?
妊娠前がベストです。
もし妊娠後でも多くのトラブルが保障されますので、保障内容をしっかりと確認検討すれば、加入しても良いでしょう。人生だ最も病気やケガをしやすい時期ですから。
加入期間が長くなると保険料の負担が大きくなってしまいますが、妊活はそれほど長くならない場合が多いので、少し早めに加入するくらいで良いかもしれません。

ちなみに妊活期間は6割の人が半年以内に、8割の人が1年以内に終了すると言われています。

 

 

◎既に保険に入っている場合には
既に保険に入っているのであれば、保障内容の確認をお勧めします。
共済などでは特に、契約内容によって全く保障されない場合が多くありますので、注意が必要です。
内容の確認をする時に「町の相談員」に聞くのはお勧めしません。彼らは私たちが既に加入している保険に対して責任がありませんので、正確ではないことを言われることがあります。それにセールスをされてしまうこともあるので、直接ご自身の保険の問い合わせ窓口などで聞いてみるのが良いでしょう。

 

 

◎最後に
幸せなイベントを迎える時にお金の心配はしたくありませんよね。
それに財テク面から見ても出産前の保険加入は非常にコスパが良いので、検討してみることをお勧めします!

妊娠・出産時の「かかるお金」「もらえるお金」まとめ

妊娠や出産にはお金がかかるりますよね。

かかる金額は「車が一台買えるくらい」とよく言われます。

 

でも上手に国や市区町村の制度を使えば、実質出費をほとんどゼロに抑えたり、場合によっては黒字にできることはあまり知られていません。

 

以下の表で簡単に「かかるお金」と「もらえるお金」をまとめています。

 

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このように、妊娠〜出産では「もらえるお金」が実はとても多いんです。

出産で黒字になる人は、これらの制度をちゃんと活用しています。

どれも手続きはすごく簡単なのですが、自分から病院や自治体に聞かなければ教えてくれないものも、いくつかあります。

だから「制度の存在を知っているかどうか」がとても大切なんです。

 

詳しく知る必要はないですよ。

「こんな制度があるんだなー」

で十分です!

 

「かかるお金」と「もらえるお金」を知るだけで、妊娠・出産という幸せなイベントにつきまとう「お金の心配」を取り払うことができます。

ぜひ知っておいてくださいね!

【悲報】2016年の個人投資家、収益がプラスになった人は全体の3割程度だった

http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXMZO10504340Z01C16A2000000/

今年は多くの投資家にとってきびしいとしだったようですね。

今年の株と為替は以下の通りです
日経平均 1月4日18450円 →12月16日19376円
NYダウ1月4日17148.94pt→12月15日19852.24pt
ドル円1月4日120.38円→118.12円

このように平均はプラスなのに、個人投資家の7割はマイナスになっています。

一方で機関投資家や法人の多くは、プラスの収益をあげています。

いったい個人と法人で何が違うのでしょうか。

「手数料を優遇されている」
「良い商品を教えてもらっている」
「インサイダー情報が手に入る」

このようなことは、今の時代ではほとんどありません。

個人と法人の違いは、実は些細なことなんです。


それは「売買」について本当に真剣に考えているかどうか。


「どこで買えば低い手数料で買えるか」
「いつ、どうなったら、何割を売るか」

これらを稟議にかけたり、役員の承認をもらったりしながら考えていきます。

とにかく時間と手間をかけるんです。だから法人は衝動買いや狼狽売りをしません。実はこれがすごく重要なことなんです。

今年の11月、大統領選直後にたくさんの個人投資家が慌てて株を投げ売りました。売りが売りを呼び、結局その日の終値は1000円安。でも次の日の日経平均は1000高でした。
米株が上げるのを見て、慌てて手数料を払って買い直した人が多くて、不思議な気持ちになったのを覚えています。

株も為替も長い目で見れば、ある程度限られたレンジ内を行き来しているんです。
もし今日あなたが買いそびれた株が上がっていってしまっても、上がり続けることはありません。いつか誰かが売り始めます。そして安くなったら買えば良いんです。
もし下がってこなければ、円がなかったと諦めましょう。

無理して飛びつくから怪我をするんです。

「悪そうなニュースが出たから、急いで売ってしまおう!」

「マーケットが過熱して上がっていく。高いところだけど買ってしまおう!」

こういった勇気ある行動が投資の失敗を招きます。
逆に、この2つにさえ注意をすれば、あなたの勝率は個人投資家ではなく法人投資家に近づきます。


投資は大切なお金を預けるものです。
絶対に慌てちゃいけません。売りも買いも、どっしり構えてしっかり考えて行動することが大切なんです。

何度も止めたのに、友人がFXに手を出した

まだ始めて数週間なので大損も大儲けもしてないみたいです。

「向いてないから止めておけ」って言ってるんですけどね。

 

友人のスペック
国立大卒、大手IT勤務、30歳独身男、収入、貯蓄共に人並み程度。

 

投資を始めたいと言ったので、「何やるの?」と聞いたらFXでした。
外貨預金でもいいのではと言ったのですが、FXに一攫千金の夢を見ているようです。

 

FXは投資じゃなくてギャンブルです。

 

「長期的目線での資産形成」ではなく「丁半博打」です。

 

メリット
大きく儲かる可能性がある
いつでもできる(市場が開いている)

 

デメリット
・売買の都度手数料を取られる
・大きく損する可能性がある
・いつでもできてしまう(競馬は土日の12レースですし、パチンコだって営業時間があります)
・強制利益確定は無いのに、強制損失確定はある
(とある金融機関の注文ミスで瞬間大きく為替が変動し、すぐに元に戻ったとします。
儲かる方向に瞬間振れたとしたら、その後すぐ戻るので影響はありません。もちろん利益は無し。
損する方向に瞬間振れたとしたら、FXのシステムは損失が一定以上増えないように自動で損切り売却をします。これをロスカットと言います。「おはぎゃー」(朝起きたらとてつもない額の損失を抱えてしまっていること)の原因の一つです。)
・寝る時間を取られる(為替が大きく変動するのは夜中ですので。仕事や私生活にも支障が出る場合があります)

 

負ける可能性が高い博打なんです。

 

だからやって欲しくない。

 

でも彼は小さい金額から始めてしまったようです。

買ってはいけない投資信託の見分け方 ~LM・オーストラリア高配当株ファンド編~

三菱東京UFJ銀行など複数の金融機関で多く販売されている当ファンド、
2016年に入ってから残高を大きく伸ばしています。

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このファンドはどんな特徴で、買ってもいいのでしょうか?

 

良い点
・高い分配金が期待できる
・投資格付けが最高評価(AAA)の豪ドルに投資できる

 

悪い点
・投資対象は変動の大きい外国株・REIT
・使用通貨の豪ドルは値動きの大きい資源国通貨
・手数料が非常に高い(下は三菱東京UFJ銀行の数字)
買付時の手数料:3.24%
運用中の手数料:1.7928%
解約時の手数料:0.05%

 

 

よくあるセールストーク
「日本はマイナス金利なので、定期預金に置いておいても仕方ありませんよね。ちなみにこちらのファンドなら、分配金がたくさん出ますよ。100万円のご投資で年間20万円程度期待できます。定期預金から一部こちらに切り替えてみませんか?」

 

「トランプ政権が始まれば、公共投資が活発になって資源価格の上昇が期待できます。そうなればオーストラリアは資源国なので、豪ドル、豪州企業株、豪州REITも上がる期待ができます。高い分配金を受け取りながら、気長に上昇を待ってみませんか?」

 


まとめ
安定的な投資を考えている方にはまったく向いていません。
まず、このファンドはとてもリスクが大きいです。モーニングスターのリスク・リターン分析では「高リスク・中リターン」といったところです。

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「豪ドル×外国株・REIT」が価格変動要因ですから、「豪ドルだけ」「国内株だけ」に投資をするよりもリスクが大きいんです。


それに「豪ドル」と「外国株・REIT」はどちらもリスクオン時に買われ、リスクオフ時に売られる、似た性質の資産なので、リスク分散効果もほぼありません。


なにより、定期的に大きな分配金が出ることは、運用効率を下げるだけなので大きなマイナス要因です。

 

 

積極的な投資を考えている方は、とにかく高い分配金が欲しい!という方に限り買ってもよいかもしれません。シャープレシオは悪くありませんので、リスクをしっかり理解できるならば、上手くいけば儲かるでしょう。

 

ただし手数料がかなり高いので、これは必ずパフォーマンスの重荷になります。

 

 

分配型ファンドは分配金振込み費用や分配金のお知らせの郵電費用など諸経費がかさむため信託報酬が高くなりがちなのですが、「短期豪ドル債オープン」などもう少し安いファンドがありますので、モーニングスターなどで探してみることをオススメします。